流通経済研究所 ショッパー研究セミナー男性ショッパー研究セミナー
ウィズ・コロナ時代の男性ショッパー対応を考える

お申し込み受付は終了いたしました。
多数のご参加ありがとうございました。

開催概要

開催日 2020年7月31日(金)
時間 13:30~17:00
開催 Web配信(ライブ) ※ZOOMを用いて配信します
参加費 1名様につき税別30,000円 ※1社3名様以上のお申し込みにつき、ご優待価格で承ります。
参加対象 食品・日用品などの最寄品をお取り扱いのメーカー、卸売業、小売業、
および、それら企業をサポートする専門分野の企業の方々
(一部ご参加をお受けできない業種がございます。あらかじめご了承ください)
その他 テキスト(PDF)と配信URLは、開催前日にメールでお送りいたします。

セミナー概要

 従来、スーパーマーケットやドラッグストアなどの小売業者は、主要顧客である女性ショッパーのニーズに応えることに注力してきました。他方で、男性ショッパーへの対応は、必ずしも十分ではありませんでした。
 コロナ禍においては、リアル店舗やネット購買の利用機会が増えた男性ショッパーが多く見られました(図1参照)。この背景には、在宅勤務をする男性が増えたことがありますが、ウィズ・コロナ時代において、継続して在宅勤務をする男性が存在すること、男性の買物分担率(図2参照)を高める世帯もあると考えられることから、リアル、ネットを問わず、小売業者は男性ショッパーへの対応を強化することが求められます。
 本セミナーでは、男性ショッパー対応を考える上で理解しておくべき基本的な購買の特徴、業態横断の購買履歴データを用いたリアルな購買実態、そして、行動の背景にある意識や価値観について解説します。消費者の半分を占めながら、男性ショッパー需要は未開拓であり、ブルーオーシャン市場であるともいえます。是非、この機会に男性ショッパーの理解を深め、需要獲得の契機としていただければ幸いです。

出所:図1、図2とも、流通経済研究所「ショッパー・マインド定期調査」(2020年4月)

プログラム

13:30~13:40

1.セミナーのねらい

 今、男性ショッパーに注目すべき理由について確認します。

13:40~14:30

2. 押さえておきたい男性ショッパーの基本知識

 男性ショッパー対応を考える際に重要になる、基本的な特徴を解説します。リアル店舗やネットでの購買において、男性ショッパーには、女性と異なる特徴が少なくありません。
 例えば、女性は買物好きな人が多いのに対し、男性はそれほど買物が好きではない、ということが言われることがありますが、このような仮説について、実際にはどうなのか、研究知見をもとに確認します。さらに、男性ショッパーの特徴を踏まえた上で、対応の考え方を提示します。

公益財団法人流通経済研究所 主任研究員
鈴木 雄高
14:40~15:50

3.男性ショッパーのリアルな購買実態を捉える
 ~購買履歴データから見た男性の購買行動の直近の変化~

 最近の社会環境下における男性の購買行動の変化を、業態・チェーン横断の購買履歴データ(QPR™)から確認します。
 具体的には、2019年10月の消費増税前後、2020年コロナ禍初期における購買実態の分析を通じ、利用業態や利用の仕方の変化などを把握します。

公益財団法人流通経済研究所 常務理事
山崎 泰弘
16:00~16:55

4.男性ショッパーの購買にまつわる意識と価値観

 定期的に実施している「ショッパー・マインド定点調査」などの、流通経済研究所の独自研究をもとに、男性ショッパーの購買を特徴付ける、意識や価値観について解説します。
 また、男性ショッパーの中でも、意識や価値観が比較的女性に近い男性と、女性との差が大きな男性が、どのような割合で存在するか、それぞれどのような属性の男性なのか、といったことを確認した上で、対応のあり方を検討します。

公益財団法人流通経済研究所 主任研究員
鈴木 雄高
16:55~17:00

5.セミナーのまとめ

 セミナー全体の要点をまとめ、男性ショッパー需要獲得のための考え方、方向性を示します。

※プログラムや講師は、都合により変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。

お問い合わせ先

公益財団法人流通経済研究所
担当:伊藤、鈴木
住所:〒102-0074 東京都千代田区九段南4-8-21 山脇ビル10階
電話:03-5213-4532 FAX:03-5276-5457