ショッパー研究セミナー「新しい買物様式」対応セミナー
~新型コロナウイルス感染予防によって変わるショッパーの買い方をとらえて対応を考える~

お申し込み受付は終了いたしました。
多数のご参加ありがとうございました。

開催概要

開催日 2020年9月4日(金)
時間 15:00~17:00
開催 Web配信(ライブ) ※ZOOMを用いて配信します
参加費 小売業の方:1名様につき税別10,000円
小売業以外の方:1名様につき税別20,000円
参加対象 食品・日用品などの最寄品をお取り扱いの小売業、卸売業、メーカー、
および、それら企業をサポートする専門分野の企業の方々
(一部ご参加をお受けできない業種がございます。あらかじめご了承ください)
その他 テキスト(PDF)と配信URLは、開催前日にメールでお送りします

セミナー概要

 新型コロナウイルス感染予防のための「新しい生活様式」が浸透しています。この生活様式の中には、購買行動に関するものも含まれていることから、従来の購買行動とは異なる「新しい買物様式」を実践するショッパーも増えていると考えられます。また、実店舗小売業者やネット通販事業者は、既存の施策をさらに強化したり、これまでにはない新たな施策を講じるなど、顕在化した「新しい買物様式」への対応を進めています。
 一方、このタイミングで生じたショッパーの購買行動の変化の中には、コロナ前からその兆候が見られていたこと(例えば男性ショッパーのスーパーマーケット利用増加など)が、感染症拡大を契機に、顕在化したものもあると考えられます。
 本セミナーでは、ショッパーの「新しい買物様式」に注目し、どのような変化が生じたのか、どのようなショッパー・セグメントにおいて変化が見られたのかを、「ショッパー・マインド定点調査」や「購買実績データ(QPRデータ)」などのデータで確認します。また、今後もそれらの変化が継続するのかを検討します。その他、小売業者による「新しい買物様式」への対応事例紹介を通じ、ショッパーが抱える課題や感じている不安などを解消する方向で、どのような対応が考えられるかを提案します。

「新しい買物様式」の例

※厚生労働省Webページ(「新しい生活様式」の実践例)を参考に作成

プログラム

15:00~15:10

1.セミナーのねらい

「新しい買物様式」に注目し、ショッパーの変化に対応する意義を説明します。

15:10~16:00

2.コロナ禍に顕在化したショッパーのニーズと企業対応

新型コロナウイルス感染症拡大により行動制約を受けたショッパーは、購買行動を変化させています。購買行動の変化の中には、変化の兆しが見られていたものが、一気に表面化したものもあります。
そこで、コロナ禍に顕著になったショッパーの購買行動の特徴や変化を確認します。
また、コロナ禍における企業のショッパー対応事例として、小売業各社による対応策(※)に加え、異業種企業の取り組み事例の紹介を通じ、ショッパーの変化を受けて、どのような対応が考えられるかを整理して報告します。

※:流通経済研究所では、小売業による感染拡大防止策をWebサイトで紹介しています。 当セミナーでも各社の対応をご紹介します。
Webサイト「スーパーなど小売店舗における感染拡大防止のための取組事例」

16:00~16:50

3.ショッパーの「新しい買物様式」と変化への対応

流通経済研究所が実施している「ショッパー・マインド定点調査」の結果から、具体的な「新しい買物様式」を確認した上で、ショッパーの属性(例:性別、年代、利用する小売業態、感染への不安の強さ)と購買行動の関係を分析し、「新しい買物様式」の浸透がもたらす機会や脅威について考察します。
さらに、感染症収束後に「新しい買物様式」が継続するかどうかを検討します。
また、コロナ禍に存在感が高まっているショッパー・セグメントについて、購買実績データの分析によって、購買カテゴリーの特徴を把握することで、新規需要の獲得に向けた考え方や打ち手について解説します。

16:50~17:00

4.セミナーのまとめ

ショッパーの「新しい買物様式」に対応する上で考慮すべき事項を整理し、マーチャンダイジング、プロモーション、コミュニケーションなどを実施する上での、今後の対応のあり方を提案します。

報告者

公益財団法人流通経済研究所 常務理事 山崎 泰弘
公益財団法人流通経済研究所 主任研究員 鈴木 雄高

※プログラム、講演者、時間は、都合により変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。

お問い合わせ先

公益財団法人流通経済研究所
担当:伊藤、鈴木
住所:〒102-0074 東京都千代田区九段南4-8-21 山脇ビル10階
電話:03-5213-4532 FAX:03-5276-5457