ヘルスケア産業・流通研究プロジェクトヘルスケア産業・流通セミナー2021
~COVID-19で変わるヘルスケア産業・流通~

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多数のご参加ありがとうございました。

第1部 COVID-19で変わるヘルスケア産業・流通

第2部 2021年のドラッグストア業界注目トピックス

2021年3月3日(水)開催

セミナーのねらい

  • 「ヘルスケア産業・流通セミナー」は、消費者の健康維持、予防対応といった消費者のヘルスケアニーズを捉え、ビジネスチャンスを提案するセミナーです。
  • 2020年から始まるCOVID-19は、従来のヘルスケア産業・流通の構造変化を促しています。マスクに代表される予防対応に改めて消費者の関心が集まり、ドラッグストアチャネルが注目された一方で、対面接客からECへの移行や、景況感の悪化に伴うヘルスケア消費への影響など、「2020年代のヘルスケア提案とチャネル対応」を再検討すべき段階にあります。
  • そこで本セミナーは、「COVID-19で変わるヘルスケア産業・流通」と題し、①消費者ニーズ分析、②ドラッグストアを始めとしたチャネル分析、③健康食品などの産業分析、④ヘルスケア関連政策分析をもとに、 2021年におけるヘルスケアを軸としたビジネスの課題と可能性を考えます。
  • 「第1部 COVID-19で変わるヘルスケア産業・流通」では、COVID-19によるヘルスケア市場の変化を概観し、ドラッグストアやECなどの流通サービスの現状と課題、取り組むべき点をまとめます。
  • 「第2部 2021年のドラッグストア業界注目トピックス」では、総売上高7兆円・5%成長を遂げたドラッグストア業界における「2020年の注目トピックス」を整理し、ドラッグストアチャネル対応のポイントを明らかにします。

主な視点

  • 2020年代の新型コロナ対応による、ヘルスケア産業・流通の変化
    (COVID-19で生じた需要の取り込み、EC対応、規制緩和への対応等)
  • 主要ドラッグチェーンにおける直近の戦略とヘルスケア対応

Web配信について

本セミナーはWeb配信(ライブ)で参加いただけます。

  • 「Zoom」のウェビナーを利用して配信します。
  • ZOOMでの視聴にあたっての準備次項などのご案内は、開催の2日前までに送付いたします。
  • 視聴用URLとパスワード、当日のレジュメを開催の前日に送付いたします。
  • 当日の質疑応答は、Zoomのテキスト入力よりお受けいたします。

開催概要

開催日時 2021年3月3日(水)13:30~17:30
・第1部 COVID-19で変わるヘルスケア産業・流通:13:30~15:45
・第2部 2021年のドラッグストア業界注目トピックス:16:00~17:30(第2部のみの参加も可能です
会場 Web配信(ライブ)で開催いたします
参加費 (1部・2部とも参加)1名につき40,000円(消費税別)
(2部のみ参加)1名につき20,000円(消費税別)
※2名様以上でのご参加の場合は、2人目より10,000円(税込11,000円)に割り引きます。
参加をおすすめしたい方 メーカー、卸、小売業(※ドラッグストアを除く)の経営企画・販売・営業・流通企画担当者
※上記の業種以外の方は、ご参加いただけない場合がございます。

「ヘルスケア産業・流通セミナー2021」プログラム

第1部 COVID-19で変わるヘルスケア産業・流通 (時間:13:30~15:45 ※途中休憩あり)

ヘルスケア産業・流通の2020年・2021年

●視点①:COVID-19によるヘルスケア市場の変化と可能性
●視点②:ヘルスケア市場の現状と企業対応

◆視点①:COVID-19によるヘルスケア市場の変化と可能性
  • 2020年から始まった流通チャネルの変化
    (医薬品、健康関連商品を軸にした分析)
  • 消費者のEC利用増に伴う、ヘルスケアに関する情報
    提供・接客対応の変化 等
◆視点②:ヘルスケア市場の現状と企業対応
  • 流通を通じた「食と健康」売場開発の実際と課題
  • 政府のヘルスケア政策
    (セルフメディケーションの推進、ヘルスケア産業育成)
    (薬事法制、地域包括ケア、食品表示、保険制度 等)
  • ヘルスケア産業のビジネスチャンス
    (「セルフメディケーション=信頼の連鎖」に基づく、需要創造と店頭活性化の現状)
    (健康データの活用、店頭における健康相談対応、スマートフォン活用の可能性 等)

消費者調査報告:「ショッパー定点調査」からヘルスケアニーズを考える

◆2020年から流通経済研究所が継続的に実施しているショッパー定点調査をもとに、消費者のヘルスケアサービスに対するニーズや購買行動の変化を確認します

流通経済研究所・消費者定点調査の概要(2020年調査)
(調査概要/インターネットパネル調査)
・調査時期:2020年5月、7月、10月
・調査対象:全国20代~80代男女
・調査内容:(COVID-19の影響を受けた)暮らし向きに対する意識、利用チャネルの変化 等

提案まとめ

●COVID-19を受けたヘルスケア産業・流通の可能性

第2部 2021年のドラッグストア業界注目トピックス (時間:16:00~17:30 ※途中休憩あり)

ドラッグストア業界および主要チェーン分析

◆ドラッグストア業界は2010年代後半から総売上が4~5%の増加基調という「再成長期」を迎えていましたが、2019年から風向きが変わり、COVID-19を受けた「変化対応の時代」を迎えつつあります(下表)。
◆今後は、上位集中が進む主要チェーンの広域化に伴う業態内の差別化出店エリア(都心部~郊外部~地方部)に応じた店舗フォーマット開発が進むと考えられます。
◆そのため、メーカーや卸売業によるドラッグストアチャネル対応では、「チェーン戦略の理解」に加えて「チェーン戦略の優劣(他社との比較、環境変化への対応能力)」そして「COVID-19で顕在化した消費者ニーズの維持拡大」の視点が不可欠です。

報告トピックス

◆ドラッグストア業態の売上および店舗数の推移、成長性および地域性分析
◆ドラッグストアチェーン上場14社の2020年決算を改めて読み直す
◆2021年の業界見通しと、各社取り組むべきポイント(出店・商品・販売の戦略別に整理)
◆激化する業界内競争、業態間競争に際し、どうドラッグストアは売場対応を進めるべきか
◆DXやEC対応の現状と対策

※プログラムは変更の場合があります。ご了承ください。

報告

※第1部・第2部とも
公益財団法人 流通経済研究所 主任研究員 加藤弘之
公益財団法人 流通経済研究所 主任研究員 重冨貴子

「ドラッグストア戦略セミナー」データ資料集頒布のお知らせ

◆セミナー(第2部)内で紹介するドラッグストア業態分析および主要企業の決算・戦略分析資料を頒布します。
※2020年11月に流通経済研究所が実施した「ドラッグストア戦略セミナー2020年下期」の報告書および調査データをもとに作成したものです。
詳しくは特設ページをご覧ください。
(URL:https://www.dei.or.jp/information/drug202012
◆主な内容 : ドラッグストア2020年度業績レビュー、上場14社
戦略比較、注目エリア分析(コスモス進出3地域)等
◆価格 : 50,000円(税込:55,000円)

お問い合わせ先

公益財団法人流通経済研究所
担当:伊藤、重冨、加藤(弘之)
住所:〒102-0074 東京都千代田区九段南4-8-21 山脇ビル10階
電話:03-5213-4532 FAX:03-5276-5457