経済産業省 資源エネルギー庁 主催第1回 ALPS処理水モニタリングシンポジウム
~水産物の安全・安心の伝え方~

お申し込み受付は終了いたしました。
多数のご参加ありがとうございました。

開催概要

開催日 2022年10月25日(火) 開場13:00
○プレセッション 13:45~14:15
○本セッション  14:30~16:30
開催方式 現地開催+Webライブ配信
開催場所 いわきワシントンホテル 3FアゼリアBC
参加費 無料
登壇者 関係省庁(資源エネルギー庁、環境省、水産庁)担当者、東京電力 担当者、トリチウムの専門家 等
参加対象 特に被災地産品を扱っている方々
○流通・外食事業者
○福島の農林水産業者、商業・観光事業者 等

シンポジウムのテーマ

 政府はこれまで6年以上にわたり、ALPS処理水の処分方法について検討し、海洋放出することとした基本方針を決定しました。
 今回のシンポジウムでは、ALPS処理水に含まれるトリチウムの基礎知識及びその安全性について、政府・東京電力から説明をし、加えて有識者の先生からもご説明をいただきます。さらに、水産物をはじめとした食の安全に対して影響はない放出方法であること、安全・安心のためにモニタリングを実施することをご紹介します。
 参加いただいた事業者の皆様からも、安全が確保されていることを消費者に対してお伝えいただき、引き続き全国の消費者が被災地産品を安心して楽しんでいただくことを目的とします。

プログラム(※一部変更となる場合がございます。あしからずご了承ください。)

【セッション1】

1.ALPS処理水に含まれるトリチウムとは何か ~トリチウムの基礎知識及び安全性~(20分)

 ALPS処理水について、政府の基本方針では、規制基準を遵守し、安全性を徹底的に確保した上で、処分することとしています。ALPS処理水の中に含まれる放射性物質であるトリチウムについて取り上げ、その基礎知識を専門の先生からご紹介いただくとともに、その安全性について解説いたします。

茨城大学 理工学研究科 教授 鳥養 裕二 氏

2.福島第一原発事故後の水産物の検査体制について(15分)

 福島第一原発事故により、環境中に放射性物質が放出された中、基準値を超えた水産物が流通することのないよう、国や自治体、漁業者が水産物中の放射性物質のモニタリングなどの取組を行ってきました。政府による水産物モニタリングの企画立案を行う水産庁担当者から、現状の取組を紹介します。

水産庁 大臣官房地方課長 長谷川 裕康 氏

3.海域モニタリング内容・公表方法について(15分)

 ALPS処理水の処分にあたり、風評影響の抑制につながるよう、客観性・透明性・信頼性を最大限高め、モニタリングの強化・拡充を図ることとしています。関係省庁、地方自治体、原子力事業者等が実施するモニタリング内容、公表方法について解説します。

経済産業省 資源エネルギー庁 原子力事故災害対処審議官 湯本 啓市 氏
~セッション1 質疑応答・意見交換(関係省庁・東京電力の担当者、専門家が登壇)~

【セッション2】

4.東京電力による海洋生物の飼育試験について(15分)

 東京電力において、ALPS処理水の処分にあたっての不安の解消や安心につながるよう、海水で希釈したALPS処理水の水槽で海洋生物を飼育し、通常の海水で飼育した場合との比較を行い、その状況をお示しすることとしています。その取組の内容について、東京電力の担当者から解説します。

東京電力ホールディングス株式会社 廃炉推進カンパニー プロジェクトマネジメント室
室長 松本 純一 氏

5.魚のトリチウムの迅速測定法について(15分)

 水産物の中に含まれるトリチウムについて、政府におけるモニタリングの中でも測定することとしています。専門家による取組の中では、より迅速に、水産物に含まれるトリチウムを測定する手法についての研究も進められています。こうした取組について、トリチウム測定の専門家であり、政府の専門家会議の委員も務める茨城大学の鳥養先生からご説明いただきます。

茨城大学 理工学研究科 教授 鳥養 裕二 氏

6.水産物の安心・安全を目で見ることができる企画について紹介(5分)

 東京電力による魚の飼育試験やトリチウムの迅速測定などのこれまで紹介した取組については、関心を持っていただいた事業者の方々に実際に現場をご覧いただき、ご理解を深めていただく企画を設けております。今回、参加いただいた皆様にも、ご要望に応じてご覧いただけるよう、詳細について紹介いたします。

経済産業省 資源エネルギー庁 原子力発電所事故収束対応室 室長 福田 光紀 氏
~セッション2 質疑応答・意見交換(関係省庁・東京電力の担当者、専門家が登壇)~
<プレセッション>
※シンポジウム開催前に、ALPS処理水の放出に関する規制について、以下の日程で原子力規制庁から説明します。
日程:10月25日13:45~14:15
場所:いわきワシントンホテル 3FアゼリアBC
※本セッションと同日同会場(Webライブ配信併用)

アクセス

いわきワシントンホテル 3FアゼリアBC
〒970-8026
福島県いわき市平字一丁目1番地
TEL:0246-35-3000
https://washington-hotels.jp/iwaki/access/

お問い合わせ先

ALPS処理水モニタリングシンポジウム開催事務局
公益財団法人流通経済研究所
担当:盛、石川
〒102-0074 東京都千代田区九段南4-8-21 10F
TEL:03-5213-4534  FAX:03-5276-5457

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