2022.2.7 更新
山﨑 泰弘
公益財団法人流通経済研究所 常務理事
高橋 周平
公益財団法人流通経済研究所 研究員
インターネットの普及とともに新たな販売チャネルとしてECが成長している。特に新型コロナウィルスの流行は、ECの利用をさらに促している。従来からの日本の消費財流通では、製造業、卸売業という流通経路を経て、小売業が消費者に商品を届けるという構造が一般的であった。しかし、EC ビジネスでは実店舗を構えることなく消費者に直接販売することが可能になる。このことは、事業者のビジネスにどのような影響を与え、また事業者はそれをどう評価しているのであろうか。
流通経済研究所では、インターネット調査に基づき事業者から見た大手ECサイトの位置付けに関する研究を実施した。
なお、本研究はアマゾンジャパン合同会社の助成を得て実施された。