-購買行動・買物意識に関するマルチクライアント調査・研究-ISM・ショッパー研究プロジェクト
※第1回目は7月11日(木)午後にハイブリッド形式(会場とオンライン)で実施します。

2024年度のテーマ

ISM基礎研究

  • 計画・非計画購買調査
  • VRを利用した感情と購買の関係に関する研究
  • 商品特徴タグを活用したショッパー理解の研究

ショッパー対応研究

  • 商品の「値上げ」対応
  • 「所得増加」による購買行動の変化への対応
  • 持続可能な社会への対応(消費者の意識・行動)
     ➤例: 意識の高い「若年層」の実態把握)
  • シニア層への対応
     ➤例: 都市部/地方のシニア層の違い、シニア層の購買行動(リアル・ネット業態の利用実態)
  • 若年層への対応
  • 単身世帯への対応
※ショッパー対応研究は、参加企業からの要望により変更することがあります。

ISM基礎研究

「計画・非計画購買調査」の研究

「計画購買率」「非計画購買率」の最新の実態を調査し、SM業態の売場におけるカテゴリーの位置付け・役割を明らかにすることを目的としています。
購買の計画性に関する指標に基づき、各カテゴリーの購買傾向に対応した最新のISM施策の指針を示します。

VRを利用した感情と購買の関係に関する研究

VR(virtual reality)上に再現した売場内で、設定した買物タスクを行い、VR、生成AI、脳波計など新しい技術・手法を用いることで買物中に生起する感情と購買の関係を明らかにすることを目的としています。

商品特徴タグを活用したショッパー理解の研究

ネット上で情報収集し、多くの商品に商品特徴タグを付与することができる、Lazuliのデータベースを活用し、消費者購買データ(QPR)の購買履歴と組み合わせて、個人ごとの購買特徴を把握し、顧客セグメンテーションを行います。
顧客セグメントと購買商品の特徴からショッパーの関心・ニーズ・インサイトを探ることを目的としています。

ショッパー対応研究

買物意識調査(ショッパー・マインド定点調査)

ショッパーの買物に関する意識や行動の実態および変化を把握するため、インターネット調査として「ショッパーマインド定点調査」を年4回実施します。
本年度は、各小売業態の利用状況、買物に対する考え方に加えて、値上げに対する消費者の意識、所得増加による購買行動の変化への対応などについても調査します。
本調査は、3か月に1回、定点調査として実施しているため、変化の兆しに気づくことができ、店頭施策に素早く反映させることができます。

調査で聴取する代表的な項目(大項目)は次の通りです。

●小売業態別の利用実態
●買物に対する考え方
●商品の値上げに対する意識・対応行動について
●所得増加による購買行動の変化への対応について
●持続可能な社会への対応について(例: 意識の高い「若年層」の実態把握など)
●都市部/地方のシニア層の違い、シニア層の購買行動(リアル・ネット業態の利用実態など)について
●生活の状況
●個人や世帯の属性など
※調査項目は参加者から要望を募り、スポット項目を追加することもできます。

研究の推進には、買物意識調査のほか、以下のような調査・データを用います。

  • 過去の研究プロジェクトで実施した既存研究の活用
  • 小売会員社から提供されたPOS・ID-POSデータ
  • 小売会員社における店頭調査・実験
  • 消費者購買データ(QPR)
  • 特定テーマを目的に実施するインターネット調査
  • 統計データ 等