グルーピングされた商品群を、縦に固めて並べていく陳列手法。ショッパーが売場を行き来せずに目的の商品を探せる利点がある。カテゴリーやファミリー・グループなど、大きな括りのゾーニングを行う際にはバーティカル陳列の手法を用いる。
関連事項:ゾーニング、ホリゾンタル陳列販促手段の1つ。クーポンの一種で、商品のパッケージにシールやカードなどが添付されている。次回に商品を購入する際に、レジで提示することで割引が受けられる。商品パッケージの外側に貼られているものをオンパック・クーポンといい、商品パッケージのなかに挿入されているものをインパック・クーポンという。
消費者の購買履歴を記録したデータ。登録時に消費者の属性を登録しておき、消費者の購買行動に関する分析に利用する。店頭でPOSレジにより収集する方法と、家庭内で日記やデータ収集用の機器(スキャナ)を利用する方法がある。
いろいろなブランドの情報を収集して、使い較べてみたいという欲求、様々なブランドを探求する欲求の度合いを示す尺度。
関連事項:ブランド・コミットメント計画購買率が高く、購入率が高いカテゴリーで、多くの顧客が計画的に購買するカテゴリーのこと。フロアレイアウトにおいて顧客を引きつけ、動線をコントロールすることが可能であるため、分散配置することで動線長を伸ばすことにつなげられる。
関連事項:計画購買率、購入率、動線長消費者が店内にはいるまではその商品の購買を計画していないが、実際には来店後に店内で商品選択をして購買することを非計画購買という。また全購買に占める計画購買の割合を、計画購買率という。
非計画購買参照
グルーピングによってくくられたグループの各アイテムのフェイス数と陳列位置を決定すること。
関連事項:プラノグラム、グル―ピング、ゾーニングスペース弾力性参照
特定のブランドへの愛着、こだわりの度合いを示す尺度。
関連事項:バラエティ・シーキング売場活性化を意図した棚割り計画のこと。プラノグラムは、プラン・オン・ダイアグラム(Plan on Diagram)の略称である。
ある商品カテゴリーの中で、消費者がそれまで購買してきたブランドとは異なる競合ブランドを購買し始めること。これまで購買していたブランドに対して、今回は異なるブランドを購買した場合、ブランドスイッチが発生したという。
目的に応じて、様々なプロモーションを、商品特性にあわせて組み合わせる方法。例えば、エンド陳列と値引きの組み合わせ、デモンストレーション販売とエンド陳列の組み合わせ等があげられる。
ベースライン(プロモーションを行わない通常売価、定番陳列位置での売上)に対して、プロモーションを行った場合、各プロモーションによる売上の増分をプロモーション・リフトと呼ぶ。
関連事項:ベースライン通常店頭での売上は、プロモーションなどの影響を受ける。プロモーションの影響を除いて、通常売価・定番陳列を行った場合に、どれだけ売れるかを求めた数字がベースラインである。
関連事項:プロモーション・リフトグルーピングされた商品群を、横に並べていく陳列手法。商品の比較がしやすいという利点がある。比較する商品が多く複数のゴンドラにまたがるようなゾーニングはショッパーが売場を行き来しなければ目的の商品を探せないため、かえって選びにくい売場となる欠点がある。
関連事項:ゾーニング、バーティカル陳列消費者が特定のブランド(商品)の特徴について良く知っているブランド(商品)のなかで、ブランド(商品)の評価が明確ではなく、購買時に直接的に検討の対象とはならないブランド(商品)の集合。
関連事項:想起集合、選択集合