-購買行動・買物意識に関するマルチクライアント調査・研究-ISM・ショッパー研究プロジェクト
※第1回目は7月11日(木)午後にハイブリッド形式(会場とオンライン)で実施します。

用語集(ISM/ショッパー・マーケティング)

英数 あ行 か行  さ行 た行 な行  は行 や行 ら行

か行

外的参照価格
  • →内的参照価格参照

買物価値
  • 買物を通じて得られる購買者が感じる価値。情緒的価値と実用的価値の2つの側面がある。

    関連事項:情緒的価値、実用的価値
価格弾力性
  • 値引きにより、売上がどれだけ増加するかを示す指標。価格弾力性が-5(値引きは通常売価に対してマイナスになるため価格弾力性もマイナスになる)とは、1%の値引きにより、5%売上が伸びることを意味する。

カテゴリー特性
  • いくつかの指標によってカテゴリーを横断的に評価し、カテゴリーの特徴を整理・把握したもの。カテゴリーの特徴を整理するための指標。たとえば非計画購買率、消費者の情報処理特性などが挙げられる。MD政策、ISMの方向性、ISPの方向性といった店頭での意思決定は、カテゴリー特性に適合させなければならない。

    関連事項:カテゴリーマネジメント
カテゴリーマネジメント
  • 商品カテゴリーを一つの戦略的事業単位としてとらえ、消費者への価値の提供を通じて、事業成果を高めることを目的とする、流通業と卸売業、製造業が共同で管理するプロセスのこと。

    関連事項:カテゴリー特性
カニバリゼーション(共食い)
  • 商品を新規投入することによって既存商品の売上げを奪ってしまうこと。

    関連事項:カニバリ率
カニバリ率
  • 商品を追加することにより、既存の商品の売上がどれだけ減少するかを示す指標を言う。カニバリ率が高いと、他の商品に与える影響が大きくなる。また、新商品投入による売上は、他のブランドからのスイッチになるため、カテゴリー全体の売上は増加しない。

    関連事項:カニバリゼーション、ブランドスイッチ
関与
  • 消費者があるモノやコトについて、その消費者が感じる重要性や関連性のことである。例えば、キッチン用品の購買という場面を考えた場合、料理への関与が高い消費者は、事前に情報をより多く集め、たくさんの情報の中で購買の意思決定を行おうとする。一方、料理への関与が低い消費者は、事前にあまり情報を集めることは行わず、限られた情報の中で購買の意思決定を行おうとする。

季節指数
  • 季節指数とは、売上や来店客数などの実績が、一年の中でどのように変動するかを表すもの。年間を通じた予算の設定や、季節性を考慮した販売促進策の立案などに用いる。

    関連事項:移動平均
クーポン
  • クーポンは、販促手段の1つで、チラシや新聞、雑誌などに印刷されていて、それを切り取り店に持っていくと、商品購入の際に割り引きしてくれる券をいう。通常使用期限が明記されている。

    関連事項:パッケージクーポン
グル-ピング
  • グルーピングは、定番売場に品揃えされている商品を、お客様が商品を「探しやすく」「比較しやすい」ようにいくつかのグループに分ける(くくる)作業をいう。プラノグラム策定の、最初のステップである。

    関連事項:プラノグラム、ゾーニング、フェイシング
クロスABC分析
  • ある商品群やカテゴリー群に対し、異なる販売実績それぞれについて売上ABC分析に基づくランク付けを行う分析手法。例えば、市場と小売業の売上ABC分析の対比や販売金額と販売数量のABC分析の対比などがある。販売実績を複数の視点から比較することにより、対象となる商品やカテゴリーの現状とその背景を推測することができ、マーチャンダイジング上の課題抽出や施策立案を行うことができる。

    関連事項:売上ABC分析
計画購買
  • 消費者が来店するときに、事前に商品購買の計画をしていて、来店後にその商品を購買することを計画購買という。計画購買には、カテゴリー・レベル、ブランド・レベル、代替購買が含まれる。また全購買に占める計画購買の割合を、計画購買率という。

計画購買(率)
  • 消費者が来店するときに、事前に商品購買の計画をしていて、来店後にその商品を購買することを計画購買という。計画購買にはいくつかのレベルがあり、その計画性のレベルによりカテゴリー・レベル、ブランド・レベル、代替購買に分類できる。また全購買に占める計画購買の割合を、計画購買率という。

コーザルデータ
  • 売上に影響を与える店頭における様々な要因の総称。プロモーション、天候、などがあげられる。コーザルデータを収集して分析することにより、各要因の影響度を知ることができる。

ゴールデンゾーン
  • 来店客が売場の棚に陳列された商品を見たときに最も見やすく、かつ取りやすい位置(範囲)のこと。

    関連事項:優位置、プラノグラム
行動観察
  • 行動観察とは、人間の行動をつぶさに観察することで、行動の背後にある意識を探り出す調査手法のこと。行動に基づく手法であるため、アンケートなどでは取れない潜在意識を掘り出すことができる。他の観察調査との違いとして、観察員が自身の仮説や価値観から離れてありのままの行動を記録することや、分析に人間工学や社会心理学の手法を用いることがあげられる。

    関連事項:インサイト、ショッパー・マーケティング
購買経験率(浸透率)
  • 対象期間中に来店したFSP会員数に対する、対象商品・カテゴリーを購買したFSP会員数の割合。1人の顧客が対象期間内に何度も買物した場合でも1人としてカウントする。対象期間に何パーセントの顧客が、対象の商品・カテゴリーを購買したのかを表す。

    関連事項:FSP
購入率(購買率)
  • 購入率とは、来店客のなかで、特定の商品あるいはカテゴリーを購買した人の比率をいう。テーマによって、分母が来店客の場合や売場立寄者の場合などがあるので注意。

購入の前倒し(前倒し購買)
  • 家庭に在庫があるにも関わらず、前回の購買から、平均購買間隔よりも早く商品を購買すること。店頭でのプロモーションなどが影響し、消費量の増加を伴わない時は、消費者の需要の先食いになってしまう。

    関連事項:ストック性向

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